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○石巻市「がれきは安全」 広域処理推進 県外にアピール
放射能汚染の不安から震災がれきの広域処理が進まない中、石巻市は
13日、1次仮置き場のがれきの安全性を県外自治体に対して積極的に
アピールする方針を決めた。
同日の市議会環境教育委員会で示した。昨年10月に仮置き場の雲雀野、
牡鹿・山鳥で測定した放射線量は毎時0・09マイクロシーベルト、0・13
マイクロシーベルトと、いずれも基準値を下回った。
市は「広域処理を進めるには、がれきの安全性のアピールに加え、焼却、
最終処分で自助努力している姿勢を示さないといけない」と述べ、クリーン
センターと処分場の活用を検討する考えを示した。
がれきの2次処理を担う県が石巻工業港に設置する焼却施設の見通しに
ついて、市は「仮設焼却炉1基が5月に動きだし、8月に本格稼働する。
処理能力は1日当たり300トンで、5基を予定している」と説明した。
2次処理の終了時期に関しては、市は「国の指針では2013年度となって
いるが、現時点で14年3月までに終わらせるのは難しい」との認識を示した。
□ソース:三陸河北新報
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