12/03/13 23:22:00.73 0
>>1の続き
14日は、三陸沖で展開中の空母「ロナルド・レーガン」に続き、米軍横須賀基地(神奈川県)でも
通常値を上回る放射性物質が検出されたことが報告され、首都圏への影響が議論になった。
16日の電話会議で、NRCのヤツコ委員長が「最悪の場合、3つの原子炉と
最大で(1~6号機の)6つの使用済み核燃料プールが制御不能だ」と指摘。
出席したNRC、海軍の幹部らが同意し、米政府に50マイル圏の避難勧告を進言することを決めた。
勧告後の会議で、4号機の燃料プールの水が空っぽで、放射能漏れはより深刻との見方が根強く
「東京にも影響が出る」など避難の拡大を求める意見も。別の会議では、燃料損傷の具合や気候などで、
放射性物質の拡散が100~200マイルに及ぶ予測が示され、その賛否をめぐり激しい応酬があった。
その後、プールに水があることが確認され、議論は収束した。
17日の会議では、米政府が用意するチャーター機は大使館職員と民間人が半分ずつで、
15分おきに運航。民間人はエコノミー運賃を支払うことなどが話されていた。
NRCの会議録は福島事故発生から10日間の会議や電話でのやりとりなどを記録した
3千ページ以上の内部文書で先月下旬公表された。日本は詳細な議事録を作成しておらず、
今月になって出席者のメモなどを基にした議事概要を発表したのみ。
(おわり)