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■「ガレキ処理で放射能を全国へばらまくのか?」と言う人がいるが…
「ガレキ」と言っても、全国の自治体に受け入れ要請しているのは、木造住宅の残骸「木材チップ」。
それを、自治体のゴミに1割程度混ぜて処理施設で焼却し、埋立て欲しいのだ。
しかし、ほとんどの県は、独自に処理施設を持っていないため、基礎自治体(市町)に処理を要請している。
「ガレキ=放射能物質汚染」と勘違いしている人が多い。
『受け入れ要請している震災ガレキのセシウム濃度は、普通のゴミと同程度かそれ以下。つまり、「放射能ガレキ」ではなく、「一般の家庭ゴミ」』。
◆セシウム濃度(2011年12月測定)
▽山田町(木材)…13Bq/kg ▽大槌町(木材)…不検出
一方、▽静岡県島田市(ゴミ処理施設に持ち込まれた木の枝)…9Bq/kg
■木材チップとは
山田町のガレキの場合、仮置き場から山田町にあるガレキ中間処理施設で、粉砕機で砕かれ、分離装置で可燃物と不燃物に分別。さらに、手作業で一つ一つ分別。
受け入れて欲しいのは、中間処理施設で分別処理された木材チップ。
■「焼却時の灰煙で外に放射性物質が出るのでは?」と言う人がいるが…
▽《バグフィルター》…ダイオキシン対策などのために備えられた集塵装置。放射性物質も99.9%除去
福島県では現在、日常生活でゴミが出たりして、かなり高い放射線濃度のゴミを、福島県内で焼却している。
環境省は、その処理施設の煙突から出ている排ガスを測定している。
『バグフィルターを備える処理施設からの排ガスの放射線濃度の測定結果は、ことごとく不検出』。