12/03/13 15:46:36.22 egUKxFoSO
>>148
■外部被曝=内部被曝
「外部被曝以上に、飲食を通じた内部被曝が怖い」と言う人がいる。
いわゆる「ホットパーティクル」問題。つまり、本当に危険なのは、飲み込まれたり吸い込まれたりして、体内に長期的に存在し続ける粒子ではないかという説。
通常は放射線が皮膚から入ってこないようなエネルギーの低い粒子でも、これが起こり得るという説。
◆[週刊新潮 2012/03/08]
それも感情的な意見に過ぎない。体の中だろうが、外から来た放射線だろうが、細胞は放射線のエネルギーと相互作用するだけ。
電子が飛び出すという作用は、外部でも内部でも同じ。動物実験の結果でも、両者に差はない。
内部被曝の場合は、体の中にα放射線があって、強いエネルギーを近距離から照射する。
α線の強い刺激を与えると、細胞は《アポトーシス(プログラムされた細胞死)》になって死んでしまう。DNAも一定以上傷付くと、アポトーシスになる。
一方、少しの傷なら治すわけで、『細胞が何年もかかってガン化するとは、学問的にも考えにくい』。
放射線を非常に強く照射された細胞は死んでしまうのに、その辺が考慮されていない。内部被曝をことさら恐れる必要はないわけ。
■自然放射線=人工放射線
◆[週刊ポスト 2012/03/16号]
こんなことをいうと、「自然放射線と人工放射線は質が違う」という反論がよく出るが、
『「放射線はエネルギーを与えるだけのもの」なので、自然・人工の区別はない』。
知識がなければ、人はどこまでも不安になる。しかし、正しい学説を筋道立てて学んでいけば、放射線の何が恐ろしく、何が恐ろしくないのかがわかるはずだ。