12/03/13 11:04:57.00 0
(>>3のつづき)
しかし、同じ"アイドル"として彼女たちが何かにつけて比べられているのもまた事実。
メディアによる、その勝ち負けにも似た浅はかなものさしが、ネットユーザーらの反感を買い、韓流偏向
放送批判を韓流批判と発展させたのではないだろうか。
アイドルでもグラドルでもAV女優でもない韓流アイドル。多くの視聴者は彼女たちの笑顔に癒され、
歌を口ずさみ、踊りを真似、また下半身をうずうずさせる。そんな彼女たちは、これまでの日本の芸能界には
いなかった完璧なアイドルという新種としてテレビに出る。テレビ側はそうした彼女たちの新鮮さに目を
つけているのだろう。しかし、そのあまりの完璧さはやがて多くの日本人の飽きを誘うに違いない。なぜなら
日本人には古来から「不完全なもの」に対する美意識というものが備わっているからだ。欠けているから
愛おしいというのは日本人の普遍的な感情だ。そしてそんな感情の上に、世界でも稀に見るアイドル文化は
成立した。
下品な言い方をすれば、今の韓流アイドルに対する感情は「一発やりたい」というものなのでは
ないだろうか。記者はそう思う。きっと、その一晩のアバンチュールを経れば、今の過熱した韓流ブームも
沈静化するだろう。未だに多くのネットユーザーらは力強く韓流批判を繰り広げているが、それぐらい余裕を
持って韓流アイドルを見てみるのもいいのではないだろうか。きっと彼女たちの新たな魅力が見えてくる
はずである。(文=峯尾)(以上、一部略)