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東京電力福島第1原発事故で放出された放射性ヨウ素やセシウムが体内に取り込まれる内部被ばくについて、
東京都内で1年間暮らした場合、発がんリスクは大気中の有害物質ベンゼンより高いが、
自然界に存在するカリウム40よりは小さいとする推計結果を、東京大の村上道夫特任講師(都市環境工学)が
12日発表した。
村上講師は、厚生労働省や東京都が公表している水道水や乳製品、野菜などの放射性物質濃度を基に、
原発事故後の昨年3月21日から1年間の内部被ばく線量を推計した。食品の出荷制限や乳児用の飲料水配布などで
低減された分は差し引いた。
その結果、成人の内部被ばく線量は年18マイクロシーベルト、5歳の幼児は42マイクロシーベルト、
1歳未満の乳児は48マイクロシーベルトと推計された。子どもの方が甲状腺にヨウ素が蓄積されやすいことなどから、
数値が高くなるという。放射線医学総合研究所によると、日本人が自然界から受ける放射線量は、
年平均約1500マイクロシーベルト。
時事ドットコム
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