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2012年3月8日、在日中国人エンジニア、兪天任(ユー・ティエンレン)氏のコラム
「日本人は貯蓄をいつ使い果たす?」が香港フェニックステレビ傘下のポータルサイト・鳳凰網に掲載された。
以下はその内容。
外務省が先日発表した統計によると、2011年の直接投資収支は9兆3012億円の赤字で、
日本から海外への資金流出は前年より84.2%増。対外直接投資の収支は9兆1180億円で、
同84.6%増。流出額が前年比50.2%増の17兆8957億円、
撤退などに伴う工場や保有株の売却による流入額は25.9%増の8兆7777億円だった。
反対に海外企業による日本への投資を示す流入額は同34.3%減の3兆2628億円。撤退を示す流出は同32.1%の3兆4459億円で、
1832億円の赤字だった。日本企業の経営者は「この20年、日本で唯一伸び続けたのは高齢化だけだ」と嘆く。
少子高齢化や高い人件費と法人税、円高、東日本大震災による慢性的な電力不足により、
日本・海外問わず、投資先に日本を選べない状況となっている。
全世界が欧州債務危機に注目しているが、実は欧州各国にとって厄介者扱いされているギリシャの方が日本より経済状況はかなり良い。
現在、日本の国家予算の半分は借金返済にあてており、その額は1000億円に上る。これでは外資を引き寄せることはできない。
2008年の金融危機以降、米政府はかなりの手間と労力を使って製造業を米国に呼び戻した。20年前のバブル経済崩壊の時、
製造業が大挙して日本を離れたが、日本政府はほとんど何の手も打たなかった。自民党時代も現政権の民主党も同じことだ。
彼らは日本が抱えている深刻な問題を把握していない。それは、日本人の貯金もいつかは使い切る日が来るということだ。
URLリンク(www.recordchina.co.jp)