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★ステマどころではない「ぞっとする」読売新聞などの菅前首相に責任をなすりつける誘導記事 3
見比べていただくとわかると思うが(見出しだけ見てもわかる)、「ぞっとした」発言を報じている
読売と朝日は菅首相(当時)の責任をより強調しているのに対し、毎日や東京では東電や原子力安全委
などいわゆる「原子力ムラ」の人々のだめっぷりがまず強調されていて、それに加えて「官邸」
(首相ではなく)の対応にも問題があったという位置づけになっている。
この4つのメディアの4つの記事を見比べただけなので確たることはもちろんいえないからあくまで
印象論だが、どうもこの「ぞっとした」発言は、菅元首相の責任を強調するためのネタとして使われた
ということなのではないか。客観的な報道のふりをして、主観的な評価をすりこもうとしているようにしか
思えない。で、そのためなら違和感の残る文章をそのまま書いても平気、「ぞっとした」発言の裏付け
取材などすっとばしてしまっても平気という乱暴さも兼ね備えているわけで、こうなると別の意味で
ぞっとせざるを得ない。ぼーっとしてるとこんなふうに誘導されてしまうのだ。私は菅元首相の当時の
行動については批判的な見方(というか、そもそも就任時から首相として適任者ではないと思っていた)を
している方だと思うが、それでもこういう露骨な誘導記事っぽいものには不快感を感じる。
ステマどころの話ではない。はるかに悪質だと思う。
こういうことがわかるのも、インターネットとソーシャルメディアの発達によって「当事者」が直接
情報発信できる時代になったことが大きいと改めて思う。マスメディアの皆さんには受難の時代かとは
思うが、こういう時代だからこそ、「プロ」の「ジャーナリスト」ならではの仕事を見せていただきたい。
願わくば、大衆を誘導するのではなくエンパワーする方向でぜひ。
URLリンク(www.h-yamaguchi.net)