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>>1の続き
製品組み立てはこれまで、鴻海精密工業が最大の担い手だったが、新たに和碩聯合科技
(ペガトロン)が浮上。リスク分散を図る意味合いがあるとされている。
メモリーの調達戦略でも大きな変化が起こる。サプライチェーンによれば、iPad向けはこれまで、
サムスン電子がNAND型フラッシュメモリーを独占供給していた。しかし、iPad2から東芝が
第2位サプライヤーに浮上。iPad3では東芝が首位のサムスンに取って代わるという。
第3四半期発売とされるiPadminiでも8ギガバイト(GB)のNANDメモリーを東芝が一手に供給。
メモリー封止・測定大手の力成科技(パワーテック)は東芝の最大の封止・測定委託先であり、
力成はエルピーダメモリ破たんによるマイナスの影響を補える可能性がある。
日台DRAM産業を窮地に追いやっているサムスンは、半導体事業でファウンドリー(半導体の
受託製造)業務も積極的に拡大している。アップルはこれに対する警戒感から、次世代プロセッサー
「A7」の生産を台湾積体電路製造(TSMC)に委託し、サムスンの圧倒的な立場に揺さぶりを
かけるようだ。(一部略)