12/03/10 19:42:48.67 iK4O1TeY0
>>78
防衛省より
・安全保障に関する懸賞論文
主題:より安定した安全保障環境の構築への貢献に向けた防衛庁・自衛隊の役割
優秀賞
副題:戦わないために戦いに備える
城井 崇
21世紀を迎えるにあたり、より安定した安全保障環境の構築への貢献に向けた防衛庁・自衛隊の役割は何か。
この一年余り「日本の安全保障の現場を歩く」をテーマに徹して現場を歩いてきた私は、次のように考える。
それは、「戦わないために戦いに備える」という発想の浸透と実現である。
第2次世界大戦後50余年にわたってまったくのタブー扱いであった安全保障論議も少しずつ前進してきている中で、
日本の安全保障は、平和を保ち享受してきた自負と、現実的対応の遅れの両面が並存する状況にある。
とりわけ後者はミサイル拡散や不審船事件など具体的な事案に直面するごとに明らかになってきている。
そういった状況を受けながら、現在日本政府は日米防衛協力やTMD研究に代表される日米関係の深化や、
防衛交流など各国との信頼醸成の進展に努めている。ここの政策に関しては、
これまで懸案とされてきた部分に一応の指針を示してきているということからして望ましい方向に向かっているように思う。
しかし、私は現場を歩く中で3つの出会いがあり、その中に日本の安全保障の問題点を見出した。
それには防衛庁・自衛隊がその役割として今後意識すべき問題も含まれていた。
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