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民営化は万能薬ではない。
地域環境に見合った実用的なアプローチは、効果的な制度の発展にと共にあるべきである。
民営化によって水道事業が、誤ったプロジェクト選択、政治的干渉、貧弱な経営力
または当該コミュニティーの支援不足といった事柄と切り離されることはない。
ボリビアでの経験によって、適切な協力体制をいかに築いていくかが
水道事業経営を公共が行うか民営化するかといった問題よりも重要であることが明らかになった。
失敗したコチャバンバの事例が示しているように、水セクターにおける民間企業の参加が
存続可能なレベルで公共事業の代替的存在となるためには、目に見えた利益がなければならない。
コチャバンバでは、サービスの質が高まる以前に料金が引き上げられたことによって暴動がおき、引き続いて利権契約が破棄される結果になった。