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大阪府教育委員会は9日、学校行事での国歌の起立斉唱を義務付ける「君が代起立条例」に基づく
職務命令に違反したとして、今春の卒業式で起立しなかった府立高校の教員17人を戒告とする懲戒処分
を発表した。
府立高校では2月24日から条例制定後初めての卒業式が始まっているが、不起立の教員に対する
処分は初めて。17人は40~60代の男女で、府教委は9日、服務規律を徹底するよう指導した。
府教委は処分理由について「地方公務員法32条の上司の職務命令に従う義務に違反し、公立学校教員の
職の信用を著しく失墜させた」と説明。
府教委によると、17人は過去に不起立による戒告処分は受けていない。府教委の聴取に対し、
思想信条を不起立の理由に挙げる教員のほか、聴取に応じない教員もいる。
9日までに行われた府立学校181校の卒業式で、21校の29人が起立しなかった。うち2月29日
までに起立しなかった17人が処分対象となり、3月の不起立者も月内に処分する予定。
条例は橋下徹大阪市長率いる大阪維新の会主導で昨年6月に成立。府教委は条例順守を徹底させる
として今年1月、府立学校の全教職員約1万3000人に起立して国歌斉唱するよう求める職務命令を
通達した。
卒業式は3月16日まで、残り23校の支援学校で開かれる。
大阪市議会でも2月28日に同様の条例が成立した。
▽スポーツ報知
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