12/03/10 23:28:54.01 gjJGL15O0
この言葉に悲しみとやりきれなさを感じる被災者がいるというのはわかる。
しかし起きたことがまさに哀しくやりきれないことなのだ。
詩人は感情を言葉に定着し人々に想起させるのが仕事だから。
ただ、ポスターのように、心の準備もなく不特定多数の人が
眼にしてしまう場所に掲載されたのは、
しかしそれだけ傷ついた心は
自分はあらためて去年のあの怖さ、やりきれなさ、悲しさを、この演題で思い出したよ。
もちろん自分よりかかえきれないほどの傷を受けた人の感じ方はもっと違うだろうけど。
しかしもう津波という言葉も聞きたくないほど
トラウマになっている被災者がいたとしても
新聞テレビ雑誌で一切、東日本大震災に関する記事を
今後のせずになかったかのようにふるまうべきだとは誰も言わないだろう。