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米誌フォーブスが７日発表した２０１２年版の世界長者番付によると、
米国や新興国の緩やかな景気回復を背景に、１０億ドル（約８１０億円）以上の資産を所有する
「富豪」が前年より１６人増え、過去最多の１２２６人となった。
富豪の総資産も約２％増の約４兆６０００億ドル（約３７３兆円）と過去最高。
ただ、前年よりも伸び率は大幅に鈍化しており、景気回復のスピードが鈍ってきたことも示している。
首位は３年連続でメキシコの実業家カルロス・スリム氏で、資産額は前年比約５０億ドル減の約６９０億ドルだった。
資産額は前年比約５０億ドル減の約６９０億ドルだった。
２位は米マイクロソフト創業者のビル・ゲイツ氏で約６１０億ドル、
３位は米著名投資家のウォーレン・バフェット氏で約４４０億ドル。上位３人は昨年と同じ顔触れとなった。
上場を予定している米交流サイト運営大手フェイスブックの創業者、マーク・ザッカーバーグ氏（２７）は、
昨年の５２位から３５位に順位を上げた。
日本のトップはカジュアル衣料品店「ユニクロ」を展開するファーストリテイリングの柳井正会長兼社長の８８位。資産は１００億ドルだった。
国別では米国が前年より１２人増の４２５人となった一方で、これまで順調に数を伸ばしてきた中国は２０人減り９５人となった。
日本は２４人だった。
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