12/03/08 23:00:20.58 n8E24h2O0
つか、本のレビュー見てみ
普通に面白そうなんだが・・・安いし
文体は整ってて、なんかむつかしい漢字使ったりしてるみたいだけど・・・
●暗渠の宿 (新潮文庫) [文庫]西村 賢太 (著) 価格: ¥ 380
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おもしろすぎでしょう! 最高 身を切って作家, 強がりと小心 愚かしさの中に見える自分 悪態のつき方
ガツンと来る 弱い自分をさらけ出した傑作私小説 絶品の平成「昭和わたくし小説」、セックス中毒、DV加害者の心理
●苦役列車 [ハードカバー] 西村 賢太 (著) 価格: ¥ 1,260
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・もたざる者たちのバイブル
すげえよ、これは。ここまで魂をゆさぶられたのは久しぶりだ。この孤独感。この孤立感。この虚無感。
あがいてもあがいても浮かび上がれない息苦しさ、滑稽さ。
これは、もたざる者の、もたざる者による、もたざる者のための書だ。
●どうで死ぬ身の一踊り (講談社文庫) [文庫] 西村 賢太 (著) 価格: ¥ 550
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自棄糞文学の誕生 端正な文章
実に整った文章である。細部に至るまでゆるがせにせず記述しており、気持ちで文章を流していないし、日本語をよく知っている。
藤沢清造への心酔とその顕彰作業を核に据えつつ、女に縁の薄い男が、ようやく同棲してくれた女に些細なことから暴力を振るう。
DVをしながら隠している作家より、自らの愚かな暴力行為を描いて、しかし何らそれを快としていないのがよい。清造顕彰の資金のために、
月二回行くソープランドを一回に減らす、というあたりも、近年の作家が描かないところだ。近年の芥川賞受賞作よりも遥かに優れた文藝である。