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横浜市の南本牧廃棄物最終処分場(中区)に埋め立てているごみの焼却灰から放射性セシウムが検出された問題で、
処分場から出た水を海に排出する際に浄化に使っていた鉱物「ゼオライト」を、市が約一カ月で取り外していたことが
分かった。同市は取り外し後も、住民や市議会で「ゼオライトを装填(そうてん)中」と説明していた。
六日の市議会予算第二特別委員会で、井上さくら市議(無所属)が指摘。市資源循環局の大熊洋二局長は
「吸着能力を確認する実験だった」と答弁した。
同局によると、処分場からは一日七百五十トンの水が海へ排出されているという。ゼオライトを使っていたのは
昨年十月五日~十一月一日。浄化前の水のセシウム濃度は測定器の検出限界未満だったが、実際はゼオライト
五・五トンで浄化後にゼオライト一キログラム当たり五〇〇〇ベクレルのセシウムが吸着していた。
ゼオライトを外した後について、大熊局長は「海への排水は国の基準があり、それを超えないように対策を練っている」と述べた。
市議会の委員会や住民説明会で、ゼオライトを外した後も「装填中」と説明していたことについて、同局の
山内泉・処分地管理課長は「説明が足りず、誤解の原因になった」と釈明。九月から、ゼオライトの粉末を
浄化過程で混ぜるとした。
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