12/03/06 20:15:28.10 0
・長崎・西海市で去年12月、女性2人が殺害された事件で、長崎、千葉、三重の3県警は
5日、遺族に対し、事件の対応について連携に不備があったことなどを認める検証結果を
報告し、謝罪した。
この事件は、山下誠さんの妻・美都子さん(当時56)と母・久江さん(当時77)が、山下さんの
三女にストーカー行為をしていた筒井郷太容疑者に殺害されたもので、山下さんは
筒井容疑者のストーカー行為について、長崎、千葉、三重の3県警に相談していた。
検証結果では、男女間のトラブルが重大事件に発展するという危機意識の不足が挙げられている。
また、三女への電話や脅迫メールに関する相談に対し、内容を確認すれば事件への早期対応が
図れたとし、さらに、千葉県警習志野署が傷害事件に切迫感を持たず、別の事件を優先したことが
立件の遅れにつながったと分析している。
再発防止策としては、男女間のトラブルについて、警察署長の指揮で組織的な対応を徹底することや、
相談を受理した初期段階で本部に報告すること、都道府県警で連携するため本部で指導官を
指定することなどを挙げた。警察庁は5日、関係する警察の間で情報共有を徹底するなどの
再発防止策を全国の警察に指示している。
山下さんは弁護士を通して「3県警の間で、連携、報告が全くできていなかったのか。
これでは救えるものも救えなかったとやりきれない気持ちになった」とのコメントを発表した。(一部略)
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)
※NNNによると、以下の不手際を認めたそうです。
1)長崎から上京した父親が、娘が住みDV・ストーカー被害を受けた千葉県警習志野署に相談
→習志野署「その男の住所地である三重県警に相談しろ」
→相談に行った三重県警「いや、千葉県警習志野所に相談しろ」…とたらい回し。
2)再度、千葉県警習志野署に行くと、「別の事件で捜査員が出払ってるから手があき次第受理する」と
1週間ほど届けを受理せず。受理したのは事件の起こる2日前。
3)「ストーカー男が三重の自宅から消えた」情報を、三重県警と千葉県警は共有していたが
「実家に危害を加える」と脅迫のあった地元の長崎県警には報告していなかった。