12/03/06 18:41:44.47 0
>>1の続き
「たとえばマグニチュード7ぐらいの地震が起こり、プールに亀裂が入ったとする。プールから水が漏れ出て、
燃料が熱くなりすぎて燃えてしまう。いったん燃え始めたら、水では消せない。水をかけたら(水素が発生して)
火災がかえってひどくなる」
手がつけられないことになるというわけだ。4号機がそんな事態になれば、放射能汚染がひどくなり、
1~3号機の収束作業もできなくなる恐れが強い。まさにカタストロフィーが訪れてしまう。
京大原子炉実験所の小出裕章助教はラジオ番組で、4号機プールが最悪事態になった場合、これまで
福島第1から放出された放射性物質の10倍が噴き出される可能性を指摘している。福島第1の地下では、
直下型地震が起こる危険性もここにきて指摘された。
「東電にとって喫緊の課題は、4号機のプールから燃料を取り出すこと。原子力業界では『向こう4年のうちに』
と言われている」そう語るガンダーセン氏は、記者会見で被ばくリスクにも言及。
「スリーマイル島事故の後でノースカロライナ大の先生がやったのと同じ手法で数字を出すと、向こう20年間で
100万の追加的ながんが発症する可能性がある」これだけの被害をもたらした原発事故で、除染も含めた
汚染地域の原状回復には「2500億ドルはかかるだろう」と20兆円規模になることも示唆した。(終わり)