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東京都で震度６弱以上の震災が発生した場合の交通規制について、警視庁は５日、大幅な見直し策を発表した。
これまでは、都心を囲むように走る環状７号線の出入りを禁止していたが、進入のみ禁止となり、地震時に車が
都心から出られることになった。同日から実施する。
東日本大震災で、都心部で大渋滞が発生したことを受け、車を郊外へと流すための措置という。
ただ、７号線の内側でも、首都高や国道４号、国道２０号などは、救急車やパトカー、消防車などのための
「緊急自動車専用路」となり、一般車両は通行できない。自動車と同じように全面的に通行を禁止されていた
「自転車」については、緊急自動車専用路以外で通行可能とした。
震度６弱以上の地震が起きた場合、被害の大きさにかかわらず、大規模規制を行うことも盛り込んだ。
また、５強でも、必要な場合は規制を実施するという。
警視庁では、昨年３月１１日の東日本大震災や、９月に行われた震災訓練を受け、より現実的な交通規制を求め、
見直しを進めていた。
ソース
URLﾘﾝｸ(sankei.jp.msn.com)