12/03/04 13:32:50.26 0
(>>4の続き)
《東アジア共同体という言葉は、既に菅直人政権の頃から聞かれなくなり残念だ。
政府は外交上、間違った方向に行ってはならない》
野田佳彦首相(54)が新たな外交ビジョン「太平洋憲章」を検討している-と
報じた産経新聞の記事(1月)に反応した発言のようだ。憲章は日米同盟を牽引役と
する「『東アジア共同体』構想から脱却」する仕組みとなるため、鳩山氏はいたく
プライドを傷付けられ、対抗心を抱くに至ったものとみられる。さらに鳩山氏には
、対米関係悪化は織り込み済みの、確信犯だった疑いすら残る。実際、このインタビュ
ーでもこう放言した。
《在任中にアジア各国との関係も重要と考えていた私の政策に『米国は不満』だっ
た。そこで野田氏は米国追従路線を採用し、その表現の一つがTPP(環太平洋戦略的
経済連携協定)加盟なのだ》
しかも、次の言葉でも明らかだが、対米関係悪化は良くて、対中関係悪化を極度に
気にしている。
《(野田氏の方針は)一部の中国人から中国牽制の動きとみられてしまう。日本の外
交には不利だ》
「稚性」と「痴性」
日中国交正常化40周年にあたる今年。民主党政権は“友好”の美名の下、中国から
の反発を恐れ「太平洋憲章」を封印し、東シナ海での潜水艦による領海侵犯やガス田開
発を許し、尖閣諸島の「領有宣言」に抗しないかもしれぬ。既に鳩山氏は早大の講演
で、中国漁船衝突事件(2010年9月)を「衝突事故」と表現した。
(続く)
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