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大手居酒屋チェーン「白木屋」「笑笑」などとほぼ同一名の飲食店が中国で12店舗、台湾で2店舗
確認されたとして、運営会社のモンテローザ(東京)が現地で商標の使用差し止めなどを求めて、
民事提訴や刑事告訴の対応に乗り出したことが3日、関係者への取材で分かった。
関係者によると、中国の店舗は白木屋5、笑笑3、月の宴3、魚民1店舗で、経営者は別。すべて
和食を提供する居酒屋で、北京や上海など大都市のほか地方都市にもあり、タコわさびや軟骨空揚げなど
メニューの一部が日本と同じ店もあった。
同社が違法と通知する文書を郵送すると、オープン前で店名を変更した店もあったが「なぜ駄目なのか。
漢字は中国のものだ」「中国は広い。同じ店名でも間違えようがない」と応じないケースがあった。
同社は2月、蘇州市の白木屋、瀋陽市の笑笑、嘉興市の月の宴の3店舗について、屋号や看板での
商標使用停止などを求めて、現地の裁判所にそれぞれ提訴した。
一方、台湾の店舗は「魚民食堂」(台北市)などで、字体が同社と酷似する「魚民」などの看板を
店頭に設置。同社は昨夏に著作権法違反容疑で、店舗責任者を現地の検察当局に刑事告訴した。同社によると、
4つのチェーンは既に中国で商標権を取得しており、白木屋と笑笑は上海などにも出店。台湾では
魚民が取得手続き中という。
中国、台湾では商品名の模倣やブランド品の海賊版などをめぐるトラブルが多発しており、同社は
「このままではお客さまに迷惑をお掛けする事態となる」と説明。結果が注目される。
ソース:URLリンク(www.nikkansports.com)