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<元東大地震研学者が警告>
全国28カ所に井戸水など地下水の観測点を置き、調べているのは、元東大地震研究所准教授の佃為成氏だ。
佃氏の調査では、過去、次のような現象があったという。
「阪神・淡路大震災の2日前、明石海峡での高圧地下水の噴出と推定できる異変がありました。
海面の一部が黒褐色に渦巻いていたのが目撃されており、これは深さ50~100メートルの海底において、
地下水が噴出しヘドロが巻き上げられたと考えられます。01年3月の安芸灘(芸予)地震の前にも、
岩国市で井戸から49度の熱湯が記録されています」
そして現在、不気味な動きをしているのが琵琶湖だ。09年12月下旬、琵琶湖環境科学研究センターの
潜水ロボット探査により、琵琶湖北部の水深90~100メートルの湖底から土砂が噴き上がっているのが発見された。
「この異変はいまでも継続している。地下水の濁りや、湖底異変は深部の水やガスの上昇が原因でしょう。
琵琶湖は、新潟から神戸にかけての『ひずみ集中帯』の上にある。
琵琶湖ほどの湖で大規模な異変が起きているということは、今後、京都、大阪、神戸の一帯で大地震が起きる予兆とも考えられます。
兵庫県川辺郡猪名川町では、地下水が09年以降、年間1000分の9.4度のペースで上昇しています。
一方で兵庫県西宮市武田尾温泉では02年中ごろから水温が年間100分の31度のペースで降下しています。こういった変化に注目しています」
<静岡・焼津でも湧き水>
異常現象は他地域でも頻発している。
「紀伊半島南端の潮岬で05年から測定している水位が最近2年で、1メートルほど上昇したというデータが出ています。
南紀一帯で測定中の水温にも乱れが表れています。東海では静岡県焼津で水温が上昇し続け、湧き水の量も増え続けています」
警戒するに越したことはない。
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