12/03/03 07:32:10.29 0
(>>1の続き)
その間の議論を通じ、学校側は開かれた教育への姿勢を示しつつある。教科書の記述も改める動きが
出てきた。父母の間にも、祖国の「3代世襲」に違和感を持つ人はいる。教室に肖像画を掲げることも
考え直す時期だろう。そして、自国の負の部分も教えるべきだ。
多様な学びの場の一つとして認めた上で、自主的改善を見守る。そんな関係を築けばよい。
歴史を思えば、私たちは在日の人たちとその社会をもっと知る努力をすべきだ。
韓流ドラマの翻訳を支えるのは民族の言葉を学んだ在日だ。年末の全国高校ラグビーには、大阪朝鮮高校が
ホームタウンの代表として3年連続で出た。彼らは北朝鮮だけを背負っているわけではない。生まれ育った国
と祖国の間で悩み、揺れながら生きる若者がいる。
なぜ自分たちがハンディを負わされるのか―。政治の動きに巻き込まれ、生徒たちは苦しんできた。
アウェーの寒風をいつまでも浴びせてはならない。
-おわり-