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★「AIJとコンサル契約」 旧社保庁OB、年数百万円受領 一問一答 虚偽運用関与は否定
AIJ投資顧問による年金消失問題で、旧社会保険庁OB(74)は2日、日本経済新聞社の取材に、
厚生年金基金側にAIJを紹介したことを認める一方、虚偽運用への関与は否定した。主な一問一答は次の通り。
―AIJ投資顧問とはどんな関係だったか。
「ある基金の常務理事だった時、浅川和彦AIJ社長に『手伝ってくれ』と言われた。
その後、会社をつくり、コンサルティング契約を結んだ。契約料は年数百万円。3~4年前に解消した。
AIJの運用にはかかわっていない。こんな運用をしていたとは知らなかった」
―AIJにどんな助言をしたのか。
「企業年金のイロハのイから教えた。AIJで年金を知っている人はほとんどいなかった」
―契約を仲介したのか。
「AIJが基金にファンドの説明をする際、基金側の理解を助けるために同席したことがある。
だがAIJのファンドを紹介した見返りに手数料をもらったことはない。自分には資格がない」
「自分が基金の責任者なら使いたいと思うファンドを数本載せたリストを基金向けセミナーなどで
配った中にAIJのファンドを入れた。AIJのような投資戦略は他になく、パフォーマンスも良かったから。
情報提供の一環として紹介した」
―基金との関係は。
「基金側のコンサルもやっている。契約を結んだのは5基金ぐらい。コンサル料は年間300万円。
対象は情報過疎になりやすい地方の総合型基金で、愛知、福岡、静岡、大阪に顧客がいる」
「自分は社保庁勤務が長かった。厚年基金の常務理事はほとんどが社保庁OB。
結果的に社保庁のネットワークを使うことになった」
―浅川社長はどんな人物か。
「悪い人とは思えない。浅川社長の親戚の子供を自分の会社で雇っていたこともある。
自分としては顧客への情報の伝え方が完璧だったのか多少反省しなければいけないところがある。精神的には苦しんでいる」
日経新聞 URLリンク(www.nikkei.com)