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未審査の添加物回収指示 パンに使用、大半消費か
遺伝子組み換え微生物を利用してつくられた添加物が日本の安全性審査を経ずに輸入された問題で、
新たに主にパンに使われる食品添加物「キシラナーゼ」が審査を受けずに輸入されていたことが分かり、
厚生労働省は１日までに回収を指示した。
厚労省によると、輸入していたのはＢＡＳＦジャパン（東京都港区）で、昨年１２月下旬に回収を開始。
全量がパンに添加されたと仮定すると、パンの重量は約８５００トン。
既に大部分が消費されたとみられるが、健康被害の報告はないという。
今後、安全性について食品安全委員会に諮問する。
2012/03/01 23:50 【共同通信】
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