12/03/03 12:22:16.57 7ERhJdrF0
>>347
「科学」や「医学」の観点からだけ物事を見ていると、この場合は間違いを犯す。
こいつは実は「政治」の問題なのさ。
1980年代後半というのは、ゴルバチョフが書記長になって、東西冷戦終結を進めた時代だ。
戦略兵器の制限交渉やらいろいろあって、東西ドイツの統一とかあって
ちょうど1990年頃には、(以前は不可能だった)西側の医者や学者が、比較的自由に
ソ連に入れるようになった。
そのため、西側の医者/学者がソ連領内に入って、当然の調査対象として
チェルノブイリ周辺の住人への影響を調査しだした。
だから、1990年頃から急に癌の発見が増えているのだよ。
なにしろ当時のソ連は崩壊直前の極貧状態、東側の医療では癌があまり発見されなかったのは当然。
西側の医者が入ってきて、急に発見が増えたというわけだ。