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今日は笑みが止まらない。―ソフトバンクの代表取締役社長兼CEOの孫正義氏は、
会見の席でそう切り出した。ソフトバンク“悲願”のプラチナバンドを手に入れたのだ。
孫氏は喜びを隠すことはなかった。
孫氏は、「新たな電波がないと言われてから10年、だだをこねるような状態から8年、
我々にとって長い道のりだった」と900MHz帯獲得までを振り返った。
ソフトバンクは、2004年8月、総務省の意見募集に対し、募集の締切期日になってから、
800MHz帯を既存事業者であるNTTドコモとKDDIに割り当てる不平等なものであると反論のコメントを出し、
800MHz帯への参入意思を正式表明した。さらに、締切日に同社のヤフーBBのユーザーにはメールで、
新聞各紙には意見広告という形で、パブリックコメントを送るよう訴えかけた。
同年10月には、800MHz帯の周波数割当方針案の差し止めを求め、
東京地裁に仮処分申請の訴えを起こすなど、土壇場になって“だだをこねる”戦略をとった。
孫氏は「どこでもつながるソフトバンク」というスライドを見せながら、同社にとってはなじみのない言葉と述べた。
2009年度下期の自社調査の資料を紹介し、ソフトバンクの解約理由の1位が「電波の悪さ」であるとし、最大の弱点であるとした。
同社の調査では、ネットワークの満足度は2010年3月時点で他社の半分ほどしかなかったという。
このためソフトバンクでは、ネットワークを拡充するために「電波改善宣言!」というスローガンの元に基地局インフラの拡充をはかった。
その結果、基地局の数は現在までに18万局を越えた。孫氏は「2年間で3倍に増やした。ギネスブックに申請してもいい」などと話し笑いを誘った。
孫氏は、ネットワークの満足度を「接続率×速度」であるとする。接続率という言葉はソフトバンク以外の事業者ではあまり聞かれない言葉だが、
一定回数電話をかけて繋がった確率を指すようだ。先の「電波改善宣言」により基地局が増え、「総合接続率」
(1カ月に15万回電話をかけた際に接続された確率)において、孫氏は他社と同等まで向上したとアピールした。
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