12/03/01 15:44:49.74 0
★中国、尖閣問題でついに強硬姿勢に転じる、「日本は話し合いに応じろ」―香港メディア
2012年2月28日、香港・中国評論新聞社は「尖閣紛争、中国が態度を積極化」と題した
記事で、日中が対立する排他的経済水域(EEZ)の境界線問題で、中国が積極的に自国
の権益を主張する姿勢に転じたと論じた。環球網が伝えた。以下はその概要。
今月19日、沖縄県の久米島から北北西約170キロの海域で海洋調査をしていた海上保安
庁の測量船「昭洋」に対し、中国国家海洋局の監視船「海監66」が無線で調査中止を求
めた。「昭洋」は「ここは日本のEEZ。正当な調査だ」と返し、調査は続行したが、双方
の無線でのやり取りはおよそ20分に及んだ。
これを受け、藤村修官房長官は20日の記者会見で、中国側に抗議を申し入れたことを発
表。中国外交部の洪磊(ホン・レイ)報道官も同日、「東シナ海の紛争海域で、どちら
かが一方的な行動をとることに反対する」との立場を表明、双方が真っ向から対立し
た。EEZの境界線については、日本側が日中双方の海岸から等距離にある「日中中間
線」を主張しているのに対し、中国側は中国大陸からつながる大陸棚の切れ目に当たる
「沖縄トラフ」を主張している。
尖閣諸島や周辺海域は日本が長い間、実効支配しており、中国側は口頭では「不法占
拠」と言いながら、実際は「目には目を、歯には歯を」的な反撃には出ず、事実上の黙
認状態が続いた。ところが、昨年からこうした弱腰もとれる姿勢が一変、日本側の同海
域での活動に対し、積極的に警告や抗議を発するようになった。その数は昨年5月、
9月、今月19日と計3回に上る。
(続く)
URLリンク(news.livedoor.com)