12/03/01 23:07:39.10 rysm83Ks0
>>673
低線量被ばくの人体への影響について:近藤誠・慶応大
URLリンク(smc-japan.org)
低線量被ばくについては、日本を含む世界15カ国で40万人の原子力施設作業員の調査をしたレポートがありますが、
これによると、被ばく量が50ミリシーベルト以下でも発がん率は上昇しています。[文献2]
また被ばく量が1シーベルト上がるごとに、がんによる相対過剰死亡数が率にして0.97(97 %)増える計算です。
相対過剰死亡率の計算は若干難しいので、結果だけ示しますと、死亡統計により国民死亡の30 %ががんによる日本では、
10ミリシーベルトを被ばくすれば、がんの死亡率は30.3 %、100ミリシーベルトの被ばくでは33 %になります。
100ミリシーベルト以下は安全だとする説は、ここ数年でほぼ間違いだとされるようになっています。
あと、欧米の場合とか
アメリカ連邦政府、ラドン被ばく軽減のための行動計画を発表
URLリンク(www.eic.or.jp)
ラドンは自然発生する目に見えない無臭の放射性ガスで、
米国では毎年推定2万1000人がラドンに起因する肺がんで死亡している。
環境保護庁のジャクソン長官は、「行動計画を通して協力機関と連携し、
屋内でのラドンの危険性について認識を高め、その危険性を軽減する対策を講じる。
そうすることで国民の生活環境はより健全なものになる」と語った。