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米華字メディア・DWNEWS (多維新聞)によれば、米国で2008年以降、米国籍あるいは
永住権を放棄するケースが9倍も増えていることが、米国税局の最新の報告書で明らかになった。
米国税局の統計によると、2012年第1四半期だけですでに499人の米国人が海外へ移住した。
国籍を放棄した理由や移住先などは明らかにしていないが、弁護士によればその大部分は
所得が高い層で、移住先もさまざま。2010年に米国籍を放棄した人は1四半期あたり平均384人、
2009年は同186人、2008年は同58人で年々増加する傾向にある。
こうした傾向が高まっている原因はオバマ大統領の富裕層に対する増税政策にある。
オハイオ州のシンシナティ大学の専門家は、富裕層を中心に財政の将来に危機感を
抱いているためだと指摘している。また、移民を専門に扱う弁護士は、国税局が
海外の預金口座の取り締まりを始めたことから、海外在住の米国人が国籍を放棄するに
至っているのだと話している。
このほか、永住権は取得しても国籍は申請していない人は810万人。
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