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訪日中のカジノ大手、米ラスベガス・サンズのシェルドン・エーデルソン最高経営責任者(CEO)は、
ライバルのウィン・リゾーツ社のスティーブ・ウィン氏と、同氏の元パートナー、岡田和生氏との
間で起こった騒動について、ウィン・リゾーツが岡田氏を取締役会から追放したのは行き過ぎとの考えを示唆した。
エーデルソンCEOは、問題の核心となっている疑惑についてコメントを求められ、カジノ客に無償で
宿泊を提供するという行為はギャンブル業界ではよく見受けられる一般的な慣行だと指摘した。
ウィン・リゾーツは、ホテルの部屋の無償提供を通じて人に取り入ろうとした岡田氏の試みは違法で、
岡田氏を追放する理由になったと述べていた。
エーデルソンCEOは東京で開かれた記者会見で、「ホテルの宿泊といった無償サービスの提供は
業界全体に広がっている慣行だ」と述べた。ただし、ウィン・リゾーツの内紛の詳細はよく知らないと述べた。
一部の業界関係者は、日本がカジノ容認を決めた場合、岡田氏のコネがウィンに有利に働くだろうと述べていた。
日本で有数の資産家である岡田氏は日本のパチスロ大手、ユニバーサルエンターテインメント会長で、
パチンコなどの機械製造で富を築いた。
エーデルソンCEOは「岡田氏が日本で持つ地位がウィンを有利にしているとは思わない」と指摘。
「わたしは、(日本の政府当局者から)パチンコの製造や運営に係わっている人をカジノの
運営候補として検討するつもりはない、と聞かされた」と述べた。
URLリンク(jp.wsj.com)