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★切り込めぬ谷垣氏=自民に落胆広がる-党首討論
野田佳彦首相と谷垣禎一自民党総裁による29日の党首討論。今国会初の直接対決で、首相は社会保障と税の一体改革に関する与野党協議に応じるよう改めて求め、消費増税への変わらぬ決意を示し
た。一方の谷垣氏の追及は総じて迫力を欠き、首相にかわされ続けた。自民党内では落胆の声が広がり、今秋の党総裁選の前倒しを探る動きが出てきかねない情勢だ。
「新幹線に乗って青森へ行くのか新潟へ行くのか。大宮までは同じはずだが、その先に行く看板を外さないから一緒に議論できない」。谷垣氏は、民主党がマニフェスト(政権公約)で掲げた「最低
保障年金」という看板を下ろさない限り、与野党協議には応じられないと主張した。
これに対し首相は「少なくとも(年金制度の)最低保障機能を強化しなければならないという認識は与野党とも一緒だ。(議論は)かみ合う」と反論。さらに、谷垣氏の例え話を逆手に取る形で「決
して東北新幹線と上越新幹線ほどゴールが離れているとは思わない。福島までは一緒に行ける」と語り、協議入りを促した。
谷垣氏は、消費増税に民主党の小沢一郎元代表が反対し、党内の足並みが乱れていることも取り上げ、首相を揺さぶった。これにも首相は「51対49の党内世論でも、手続きを踏んで決めたらみん
なで頑張っていく」と言い切り、谷垣氏に攻め口を与えなかった。
(続く)
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