12/02/28 12:05:17.92 0 BE:1091304656-PLT(12066)
社会モラルの改善に取り組む中国政府は、街のいたる所で見かける政治スローガンのモラル化も進めている。
しかし、「ここにゴミを捨てる奴はバカ」といった暴力的かつ冷淡なスローガンは、なおも多くの地方で健在のようだ。中国新聞網が伝えた。
記事は、国家人口計画生育委員会が昨年より一人っ子政策推進スローガンの見直しプロジェクトを開始したことを紹介。
時代や社会の変化に伴い、従来の「強い語気で人間味のない命令口調」から、
「女児への関心は、民族の未来への愛」という穏やかな語調に変えていこうという試みだ。
プロジェクトにより温和なスローガンは全国で少しずつ増えているようだが、
同委員会が今月発表した『人口計画生育戸外宣伝環境調査研究報告』では各地に残る前時代的なスローガンの「健在ぶり」が紹介され、世間の注目を浴びた。
山東省には「1人のパイプカット、一家の栄光」、雲南省には「1人が違反したら、村全体がパイプカット」というスローガンが掲示されていたほか、
安徽省では「墓を増やしても、人は増やすな」、江蘇省では「血が川のごとく流れても、生み過ぎは許さぬ」などといった標語が見つかった。
あるネットユーザーは、自宅付近の壁に「ここで大小便する奴は犬」という標語が掲げられていることを紹介したうえで
「こういった標語は受け入れがたい」と感想を語った。(編集担当:柳川俊之)
サーチナ 【社会ニュース】 2012/02/28(火) 10:59
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