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架空の土地取引話で「杏林製薬」の創業者一族が１０億円をだまし取られたとされる事件で、
警視庁捜査２課は２７日、同じ取引話でさらに２０億円を詐取した疑いが強まったとして、
詐欺の疑いで、不動産ブローカー金子護容疑者（７４）＝千葉県大網白里町＝ら数人を
２８日にも再逮捕する方針を固めた。
捜査関係者などによると、金子容疑者らは日本たばこ産業（ＪＴ）が都内に所有する土地に
ついてうそを言い、２００８年に杏林製薬の創業者一族で、持ち株会社キョーリン（現キョーリン
製薬ホールディングス）の元会長の女性（５４）側から土地取得費用の一部として２０億円を
詐取した疑い。
ソース 西日本新聞 2012年2月28日
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