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【ソウル=黒田勝弘】各種プロスポーツの八百長事件が大問題になっている韓国で、
今度は“紳士のスポーツ”であるゴルフでホールインワンをでっち上げ、
保険金をだまし取る“ホールインワン詐欺疑惑”が持ち上がっている。
ホールインワンをした場合、韓国でも日本同様、キャディーや他のプレーヤーに
記念品や祝儀を贈ることが定着している。この多額の出費を補うのが「ホールインワン保険」だ。
アマチュア世界の話だが、一生で1回やれるかどうかのホールインワンを1年に6回とか、
同じゴルフ場で4年間に5回やったなど疑惑だらけ。国家機関の金融監督院は
“八百長申請”で保険金をだまし取っているケースが多いとみて追及している。
各紙が伝える金融監督院の調査によると、最近4年間で保険各社が支払ったホールインワン保険は
9396人(1万1615件)に対し約384億ウォン(約28億円)に上り保険料を上回っているという。
韓国のゴルフ人口は約250万人。毎年1000人に1人がホールインワンをやっている計算になる。
しかも4年間に3回以上のホールインワンを達成したという“天才ゴルファー”が67人もいる。
ホールインワンは一打で直接カップインするもので運と実力がないときわめて難しい。
米プロゴルフ界では天才といわれたアーノルド・パーマーが約60年間で20回、
現役のタイガー・ウッズは18回。韓国人では女子のパク・セリ以下、1回ずつしかない。
“ホールインワン八百長”は一緒にプレーした仲間やキャディーが組んでウソの申請をするもので、
1回で500万ウォン(約36万円)前後を受け取るようになっているという。
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
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