【海外】スイス:福島事故直後に「脱原発」方針のはずが、推進派巻き返し 「開発は継続」を選択at NEWSPLUS
【海外】スイス:福島事故直後に「脱原発」方針のはずが、推進派巻き返し 「開発は継続」を選択 - 暇つぶし2ch1:再チャレンジホテルφ ★
12/02/27 22:45:19.63 0
 昨年の福島第1原発事故から2カ月後、スイス政府はいち早く「脱原発」方針を打ち出し、
その3週間後には下院が法案を可決した。素早い動きは、一時パニックに近かったスイスの
国内世論を安堵(あんど)させた。しかし、国民の関心が薄らいだ後、実は上院で
「原子力の研究開発は続ける」という法案修正が行われ、下院もこれを追認した。
原発の稼働は続き、現状は事故前と変わらない。「脱原発」国の実情を報告する。【ジュネーブ伊藤智永】

 ◇「新世代炉はOK」主張も
 政府と下院が当初決めた「脱原発」とは、現在動いている4カ所5基の原発を、運転開始から50年で寿命とみなして
2034年までに順次停止し、3基予定していた建て替えも取りやめ、再生可能エネルギーに力を入れていくという内容だ。

 ところが、世間がバカンスを過ごしていた昨年7~9月、上院エネルギー委員会では、
形勢の巻き返しをもくろむ水面下の折衝が繰り広げられた。

 「12年にも着工する予定だった原発の建て替え計画を5~10年先送りし、安全技術をさらに向上させよう」。
原発推進派の議員らは当初、原発更新計画の延期で、現行政策の存続を狙った。

 「上院は下院より保守的で、業界ロビーが強く、地球温暖化対策のクリーンエネルギーとして
原発依存に傾斜したここ10年来、推進派が多数派だ。原発新設を予定していた電力会社役員もいたし、
昨年の委員長はロビー団体の会長だった」(緑の党・クラメル委員)

 こうした状況の下で左派議員が抵抗。上下両院の総選挙を控え「脱原発を進めるが、原子力の研究開発は続ける」
という妥協が成立した。上院は9月に法案を修正して下院に再送付し、下院は選挙後の12月に再可決した。

>>2へ続く

毎日新聞 2012年2月27日 東京朝刊
URLリンク(mainichi.jp)


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