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先日、厚労省が定めた食品に含まれる放射性セシウムの新しい安全基準に対し、専門家で
構成される文科省の審議会が「厳しすぎる」と注文をつけて物議をかもした。短絡的なマスコミや
市民団体は、「放射能ゼロが当然」「文科省は国民に毒を食えというのか」と騒ぐが、そうした
感情論では正しい結論は出ない。
考えるべきは、「安全な食品」とは何かという点と、規制による農業や生活への悪影響、そして
相反する安全と悪影響を比較して最も妥当な線引きを決めることだ。
厳しすぎると指摘された厚労省の基準は、最も多く拡散している放射性セシウム(134、137の合計)で
100ベクレル/kg、乳幼児用のミルクなど一部で50ベクレル/kgだ。
官僚が規制したがるのは、第1に責任追及を恐れるからであり、第2に業界への指導で新たな利権を
握れるからだ。今回の規制強化は物品によっては5倍も厳しくなっており、一部の農家は「もう何を
作っても売れない」と嘆く。それほど厳しく規制して、ではどれだけ国民は安全になるのか。
>>2に続く
ソース NESポストセブン 2012年2月27日
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