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○静岡・島田の自治会長ら岩手・大槌、山田のがれき視察
東日本大震災で発生した岩手県大槌、山田両町のがれき受け入れ準備を進める
静岡県島田市の自治会長らが25日、被災地のがれきの現状を直接確認するため、
両町を訪れ、山積みのがれきなどを視察した。
自治会長約40人のほか、桜井勝郎市長や市議、市の部長らも同行。大槌町の
破砕選別施設では、碇川豊町長がメッセージを寄せ「町内に66万9千トンのがれきが
あるが迅速に対応できていない」と協力を呼び掛けた。
桜井市長は「山田、大槌両町のがれきを受け入れ、少しでも役に立ちたいと思っている」
と強調。自治会長らは山積みのがれきの近くで時間当たりの空気中の放射線量を計測。
毎時0.07マイクロシーベルト前後で「島田市と変わらない」と話した。
山田町では沼崎喜一町長が「がれきが片付かないと復興は一歩も前に進まない」と
窮状を訴えた。島田市自治会長連合会の大須賀隆会長は「実際に見て、全国で受け入れ、
助け合わないといけないと感じた」と述べた。
がれきを焼却する岩手沿岸南部クリーンセンター(釜石市)なども回る予定だったが、
大雪の影響で中止した。
桜井市長は昨年12月、両町のがれきを受け入れる方針を表明。放射性物質への不安
解消のため、16~17日に山田町のがれき10トンを試験焼却し、灰の放射性セシウム
濃度は1キログラム当たり64ベクレルと国の基準値を大幅に下回った。排ガスの
セシウム濃度などの安全性も確認できれば、市長が3月中に正式受け入れを表明する。
☆写真:震災がれきを視察する静岡県島田市自治会長連合会のメンバーら
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□河北新報
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