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宮崎市でネイルサロンを経営する韓国人の女(36)が、
県内の夫婦から医療費名目で約7億ウォン(約5千万円)をだまし取ったとして、
韓国・ソウル地方警察庁に詐欺などの疑いで逮捕された。夫婦と娘は24日、
朝日新聞の取材に、病院を紹介され、「手術代」が膨らんでいった経緯を語った。
同庁の23日の発表などによると、女は夫婦に「待たずに手術を受けられる」などと
ソウルの病院を勧め、昨年5月までの約1年間、病院の領収書を偽造して夫婦に請求し、
差額をだまし取った疑いがある。女は容疑を認めているという。
夫婦によると、7年ほど前に女が経営するサロンを妻(85)が訪れて知り合い、
家族ぐるみの付き合いが始まったという。女は夫婦を「日本のお父さん、お母さん」と呼んだ。
2010年5月、夫(72)は女に「妻の腰を治せる病院は韓国にないか」と相談。
その日のうちに、女は「1500万円で手術を予約できる」と、海外からも多くの患者を
受け入れているというソウルの脊椎(せき・つい)治療の専門病院を紹介した。夫は
「それで妻が歩けるようになるなら」と娘に頼んで女の口座に振り込んだ。
翌月、妻の手術のため、夫婦で渡韓。ついでにと受診した夫に、通訳を買って出た女は
「3カ月で寝たきりになる。お父さんの手術を急いだ方がいい」と告げ、
さらに1500万円を求めた。女は手術費1700万円と書かれた、同じ病院を紹介する
日本の雑誌記事も見せたが、巧みに細工されたものだったことは後で気づいた。
1200万円、480万円、500万円―。その後、夫婦の追加の手術代や未払い分として
請求が続いていったという。手術を重ねても、妻の腰は治らなかった。
「今思えば、日本語を話せる人から隔離され、不審に感じるたび、言いくるめられていた」と
娘は悔やむ。「妻をもう一度歩かせてやることがかなうなら、という気持ちにつけ込まれた」。夫の顔には失望が色濃く浮かんだ。
ソウルの警察によると、ほかに被害にあった日本人がいないか調べているという。
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