12/02/25 10:27:58.61 0
>>1の続き
証券監視委は、AIJが情報を隠すため、ケイマンを経由する資金の流れをつくった疑いがあるとみている。
粉飾決算が明らかになったオリンパスもケイマンなどのファンドを使うことで、当局の監視を逃れていた。
AIJも年金基金や年金資産を管理する国内信託銀行のチェックが働きにくい仕組みを、意図的につくった可能性が高い。
私募投信を組み込むことで資金の流れは一層複雑になり、情報は外部から把握しづらくなった。
もし投資顧問が国内外の株や債券などで運用するよう信託銀に指図すれば、
売買に携わる信託銀は運用の実態を把握できる。だがAIJは私募投信を使い、運用の実務には信託銀を近づけなかった。
証券監視委と金融庁は今後、情報隠しがいつごろ始まったのかなどの経緯の解明を急ぐ。
その後年金資金がどれだけ残っているのかを最終的に確定し、企業年金に対して持ち分に応じて返還させる。
以上