12/02/23 23:39:23.51 A0st7Lc/O
>>88
★「チェルノブイリ事故で小児甲状腺がんが増えた」という通説は、「検査率が上がった過剰診断」による「単なる登録の増加」だった?
■甲状腺がんの大半は乳頭がんであり、一般のがんの常識とはかけ離れていて、無症状(明らかな転移・浸潤がない)であり、治療の必要は無いらしい
◆がん検診のすすめ URLリンク(aisei-c.jp)
ただ、『がん検診率がアップしたことによる問題点』も指摘されている。
その問題点とは、『見つける必要の無いがんまで見つけてしまう過剰診断』である。
『その典型的な例が甲状腺がんであると言われている』。
東大付属病院放射線科准教授の中川恵一医師によると、
「『甲状腺がんは、なんら人体に危害を加えることもなく、治療の必要も無い』。
『本来は検査をする必要もないがんなのです』が、韓国の場合、過剰な検査によって、甲状腺がんの患者が急増しています。
このがんは、女性に多いのですが、韓国では癌患者数の一位になっています。その患者さんの100%が手術をしています。
やはり、がんだとわかってしまうと、どうしても手術をせねば、と考えてしまうのでしょうが、『実は、この手術は意味の無い無駄なことなのです』」
と述べている(週刊文春2010年8月26日号、P39)。
■過剰診断の結果、韓国では甲状腺癌が急増
◆ URLリンク(mainichi.jp)
現在、韓国女性に一番多いがんは、甲状腺がんです。日本のがんのトップは乳がんです。
日本の臓器別のがん患者数で、甲状腺がんは上位10にも入っていませんから驚きです。
『民間のがん検診によって、甲状腺の超音波検査が広く実施されるようになったのが、大きな要因です』。
『交通事故で亡くなった人の臓器を調べた米国のデータによると、60歳代の女性の全員に甲状腺がんが見つかっています』。
『ほとんどの早期の甲状腺がんは治療の必要はなく、本来は「知らぬが仏」がベストです』。
『がん検診の負の面をふくめて、韓国から学ぶことはたくさんあります』。
(中川恵一・東京大付属病院准教授、緩和ケア診療部長)