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東京地裁でロッキード事件の裁判長を務めた半谷恭一さん(当時78歳)が昨年2月、東京都文京区の自宅マンションで
遺体で発見される事件があり、警視庁は22日、半谷さんの妻の無職・俊子容疑者(81)を殺人容疑で逮捕した。
発表によると、俊子容疑者は昨年2月5日頃、文京区本郷の自宅マンションで、半谷さんの首を絞めて殺害した疑い。
翌6日午前、長女を通じ、110番した。
司法解剖の結果、半谷さんの死因は首を締められたことによる窒息死だったことが判明。外部から侵入した形跡はなく、
同庁は俊子容疑者から、詳しい事情を聴いていた。半谷さんは、俊子容疑者と2人暮らしだった。
俊子容疑者は調べに対し、「病気で死んだ。殺していない」と容疑を否認しているという。
半谷さんは1995年3月、東京高裁部総括判事を最後に退官。2002年から弁護士をしていた。
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