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♪京橋はええことだっせ~
そんなCMで知られる大阪市都島区の総合レジャービル「グランシャトー」のサウナ部門を
開業以来40年間、取り仕切ってきた初代支配人が自伝を出版した。入浴客やサウナレディーらとの
エピソードが満載。国内ではサウナに関する書籍は極めて少ないだけに、貴重な1冊だ。
自伝「負けてたまるか!」(遊絲社)を出版した、グランシャトー(林商事)顧問の池末龍雄さん(72)は、
昭和46年11月開業のグランシャトーに支配人として招かれた。
「当時は、大阪万博と前後してレジャー産業としてのサウナが軌道に乗り始めたころでした」と池末さん。
後発だった同店を任された池末さんは「清潔」をモットーに、入浴や体洗いをバイキング方式で
選んでもらう-などのアイデアを駆使。韓国から輸入されたとされる「垢(あか)すり」は、
実は、それ以前に池末さんらが取り入れたともいわれている。
大阪屈指の歓楽街だけに、暴力団員風やチンピラ客との接触もあったが、丁寧かつ
毅然(きぜん)とした態度で対応。「あそこの支配人は押しても引いてもあかん」との
評判を定着させた。他にも、熱い湯をかけてしまった客が、実は暴力団関係者で、
多額の慰謝料を請求された騒動▽サウナレディーをそそのかした男性従業員-など5話をドラマ風に描いている。
健康ランドやスーパー銭湯の出現で、サウナの店舗数も絶頂だったバブル期の
3~4分の1程度。平成23年5月現在、大阪府下で11店舗(日本サウナ・スパ協会所属)という。
そんな中で一線を張り続けるグランシャトー。池末さんは「私が素人で、水商売を何も
知らなかったからここまで頑張れた。悲喜こもごものサウナ業界を、
この本を通じて知ってもらえたら」と話している。
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