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>>178
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京大、ヒトES細胞で症状改善 パーキンソン病のサル
2012年2月21日 17時35分
さまざまな組織などになるヒトの胚性幹細胞(ES細胞)から、神経伝達物質ドーパミンを出す神経細胞を作り、パーキンソン病のサルの脳に移植して手足の震えや動きを改善させることに京都大などのチームが成功し、21日発表した。
ヒトのES細胞でパーキンソン病のサルの症状を改善させたのは世界で初めて。
パーキンソン病は、脳のドーパミン神経細胞が減ることで、震えや体のこわばりなどが起こる難病。
薬物治療などがあるが、神経細胞の減少を根本的に食い止める方法はなく、再生医療での治療が期待されている。
成果は米科学誌ステムセルズ電子版に掲載された。
(共同)