12/02/21 10:48:17.04 0
パソコン画面の検索窓に自分の名前を打ち込む。横粂勝仁衆院議員(30)は
インターネットで自身が話題になっていないかどうか定期的に確かめている。
「政治家も人気商売なので、評判は気にかかる。つい検索してしまう」
人権擁護法案や動物愛護法改正案といった賛否の分かれる法案では
ネット上に大量の書き込みがなされ、議員宛てにメールが届く。
「それも5通、10通でなく50通、100通と来る。実際は1人の人間がアドレスを変えて大量に送っているのかもしれないが、
メールとネット上の書き込みが呼応して、大きな世論に思えてくる。少なからず意識へ影響を与えてくる」
パソコン通信時代からの利用者で民主党の逢坂誠二衆院議員(52)は「ネットにこう書いてあったと気にされる議員は、
年齢や経歴に関係なくいらっしゃる」と話す。民主党の若手議員は「議員にはネットの特性を熟知する人、
最近ネットにはまった人、ネットをやらないかやれない人がいる」とし、こう続けた。
「最近はまった人は、ネット上の批判を気にする。その結果、国会や記者会見でその批判を取り上げ、現実の問題となってしまう」
鳩山、菅両内閣で文部科学副大臣を務めた鈴木寛参院議員(48)は「ネット上の世論には2つのグループがある」と分析する。
官僚を経て慶応義塾大学で情報社会学を研究した鈴木氏によれば、一つは匿名掲示板「2ちゃんねる」などで政治を批判するグループであり、
もう一つは、行政が特定の政策で募るパブリックコメント(意見公募)へ意見を寄せる人々に代表されるグループという。
蓮舫氏が「2位じゃ駄目なんでしょうか」とスーパーコンピューター「京(けい)」の凍結を突きつけた
平成21年の事業仕分けで、文科省の意見公募へ15万3千通のメールが届いた。
全て印字され副大臣室の大机を埋めた。科学者らの反発と相まって予算化され、京は昨年、7年ぶりに世界一へ返り咲いた。
鈴木氏は「彼らは現実に政策へ影響を与えている。従来は組織化された団体の声しか届かなかったが、
教師や医師といった現場の声、集合知を得られるようになった。
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