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松山市は17日、企業の研修旅行の誘致に向けたオリジナル研修プログラムを発表した。
小説「坂の上の雲」を題材にリーダーシップを養成するコースや、松山の郷土芸能の
「野球拳」などを体験し社内融和を図るコースなど９つのプログラムを用意。
道後温泉などでの宿泊を絡めた研修旅行プランとして旅行会社に提案する。
企業研修旅行の誘致は修学旅行誘致と並び、野志克仁市長が公約に掲げる新観光戦略の一環。
「伊予の国おとな大学」として、(1)坂の上の雲に登場する秋山兄弟や正岡子規の
生き様から現代の組織人の在り方を学ぶ(2)野球拳や「伊予の和太鼓」体験を通じ
社内の活性化を図る(3)道後温泉本館設立のいきさつなどから志しの重要性を学ぶ―の３つのプログラムがある。
このほか、札所のひとつの石手寺での僧侶体験、道後温泉の旅館仲居体験といった体験プログラムなどもある。
すでに一部は昨年の夏に商品化されており、今後プログラムの内容を精査し、
旅行会社や社員研修旅行を予定している企業などに売り込む考えだ。
URLﾘﾝｸ(www.nikkei.com)