12/02/20 00:26:43.30 xi7nVaFm0
URLリンク(www.shimbun.denki.or.jp)
原子力発電所の再稼動問題が、経済や環境に与える負の影響が徐々に顕在化してきた。
31年ぶりの貿易赤字は、LNG (液化天然ガス) や石油など電力用燃料の輸入増が一因。
経済産業省の試算によると原子力の再起動がなかった場合、2012年度の追加燃料コストは約3.1兆円に達する。
電力会社の二酸化炭素 (CO2) 排出量も11年度は前年度比で約35%増える見通し。
再起動の遅れは立地地域の雇用にも深刻な影響を及ぼしつつある。
震災から時間が過ぎ、様々な数値が出てきたことで、直接見えにくい経済・環境へのダメージも顕在化してきた。
最も顕著なのが燃料費。 東電を除く電力各社が料金値上げ前に2.9兆円 (10年度末時点) の
積立金を取り崩したとしても、12年度には底をつき、早晩値上げが避けられない情勢だ。
またあまり知られていないが、経産省の試算によると、停止状態の発電所を維持するにも、
人件費や修繕費、減価償却などで年間約1.2兆円のコストがかかる。 稼働時のコストは年間1.7兆円。