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野田佳彦首相が消費税増税にまっしぐらの中、今や完全に非主流派となった小沢一郎元代表、鳩山由紀夫元首相の
「小鳩コンビ」が政府批判を強めている。最近は会う機会が頻繁になり、消費税増税関連法案が国会に提出される
3月末に向けて反増税で一致結束しているようにみえる。
あえて「みえる」としたのは、最近の両氏の発言をみていると、微妙な溝があるように思えるからだ。
小鳩両氏とも、現在の経済情勢下での消費税増税に反対なのは間違いない。政権交代直前まで代表だったのが小沢氏で、
その後を受けたのが「鳩山代表」だった。平成21年衆院選のマニフェスト(政権公約)を重視する両氏にとって、
そこに明記されていなかった増税に民主党政権が突き進むのは看過できない-というわけだ。
小沢氏の政権批判は、増税とマニフェスト回帰の2点にほぼ収斂される。最近好んで使うのが
「歌を忘れたカナリアになるな」だ。
マスコミ嫌いな小沢氏だが、最近はその苦手なメディアへの露出もいとわない。
自らが主宰する「小沢一郎政治塾」の13日の講義でも「カネがないと言うが、
自民党と同じ制度で同じことをやっていてカネがないのは当たり前だ。それを変えずにカネがないというのは、いただけない」と
野田首相を批判した。
側近議員には「野田政権はもうもたない」と漏らす。
自らの裁判もあったためか一時期はおとなしかったが、もはや倒閣に舵を切ったのだろう。
昨年12月には自ら会長に就任して「新しい政策研究会」を立ち上げた。
勉強会の趣旨は反増税に限らないが、毎週100人前後の議員を集める盛況ぶりだ。
党内の反増税勢力を誇示することで圧力をかける手法は、いかにも自民党時代から「数の力」を信奉してきた小沢氏らしい。
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
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