【社会】巨大地震誘発の危険性 愛知沖“メタンハイドレート”掘削に専門家警告[12/02/18]at NEWSPLUS
【社会】巨大地震誘発の危険性 愛知沖“メタンハイドレート”掘削に専門家警告[12/02/18] - 暇つぶし2ch2:かじてつ!ρ ★
12/02/18 23:38:17.45 0
>>1の続きです)

南海トラフでは過去に大地震が多発した。代表例は1707年の宝永地震。東海、東南海、
南海の連動型で、これまでの研究で規模はM8・4~8・9といわれたが、最近ではM9・1~
9・3だったとする説を静岡大の石川有三客員教授が発表している。ほかにもM7級の東海、
東南海、南海の各地震がたびたび起こってきた。

武蔵野学院大特任教授の島村英紀氏(地震学)は、「人造地震」の危険性を指摘する。

「掘削が直接、大地震を引き起こすことはまずない。しかし、すでに蓄積された地震エネルギーを
刺激し、誘発することはあり得る。80年も地震がなかった米コロラド州では1962年、圧力を
かけた地中への廃水処理が地震を頻発させた。2004年の新潟中越地震は天然ガス田での
作業が引き金を引いたという説もある。南海トラフは大津波をともなう地震を起こす場所だけに、
慎重に検証すべきだろう」

宝永地震では最大25メートル超の大津波が発生した。政府の中央防災会議は宝永地震と
同じような地震が発生すると、死者は2万5000人を上回ると想定している。こんな震災を
海底開発が誘発するのは、たまったものではない。

メタンハイドレート開発を管轄する経産省の資源エネルギー庁は、「今回の試掘は水深1000
メートル程度の海底面を300メートルほど掘り進めるもの。大きな地震は深さ10キロ以上で
起こるため、地震を発生させるとは思っていない」(石油・天然ガス課)と強調した。

しかし、掘削試験が成功すれば、将来的には大規模な開発が行われることになる。前出の
島村氏は「あらゆる危険性を想定して、自然に影響を与えない方法を考えるべき。福島第1
原発事故は『エネルギーありき』の姿勢が招いたが、その反省がない」と苦言を呈した。
発電用のエネルギーを確保することは重要だが、慎重な調査も必要だ。

(以上になります)


次ページ
続きを表示
1を表示
最新レス表示
レスジャンプ
類似スレ一覧
スレッドの検索
話題のニュース
おまかせリスト
オプション
しおりを挟む
スレッドに書込
スレッドの一覧
暇つぶし2ch