12/02/18 21:23:21.04 3Ctui2/x0
祖父90歳、祖母88歳。どちらも生涯で数度しか病院に行ったことがない、現役の農家である。
稲作農家である母方の実家は、毎年、結構な数量の米が収穫されるが、
米屋には売らずに、近所に住む20代から30代の家庭持ちに安価で売っている。
スーパー価格の3分の1程度だろう。
若者が大事。自分たちや、団塊の世代の息子たちよりも、若者世代が大事だと連呼している。
また、経済ニュースを見るたびに若者世代に謝罪する。団塊の世代である子育てを失敗したと。
20歳でフィリピンの戦地に送られ、焼夷弾の直撃で右耳の鼓膜破裂と背中に大ヤケドを負った。
意識不明になって野戦病院に運び込まれたと、運んでくれた戦友の手記に記してあった。
その後はフィリピンのアメリカ軍に1年ほど抑留され帰国した。戦争による手当て?保証?も申請しなかった。
社会に迷惑をかけるということで病気があっても病院には行かない。年金も1円も貰ってない。
長く生きさせて貰って忍びないし、長寿が社会に迷惑になってる事を自覚していてるので、
せめて生涯現役でありたいと農家をやっている。
収穫された米は20代から30代の若い世代へ安価で売っている。スーパー価格の3分の1以下。
全ては悔悟と罪滅ぼしという。